支店長メッセージ
Ⅰ.はじめに
昨年は、自民党から民主党へ政権交代があり、補正予算や公共事業の見直しなど、これまで自民党が行ってきた政策の転換が進められ、歴史的な大転換の時を迎えました。
しかしながら、経済状況は大転換とはならず、厳しい雇用情勢や根強い設備投資抑制の動きなど、依然として厳しい状況であると言わざるを得ません。ただ、車やテレビ(エコ家電)など一部の分野で販売台数が少しづつですが増加傾向にあり、モノが売れ出したという感じがあります。モノが売れれば、設備投資が盛んになり、建設業界としては非常に好ましいことですが、その効果が現れるまではまだかなりの時間がかかると思っています。
従って、支店経営には仕事を創り出す工夫(みんなで考え知恵を出す事)が求められると思いますので、お客様のニーズに適うような提案を強化して総員営業で今年度を乗り切っていきたいと思います。
II.今年度の取組みについて >>
II.今年度の取組みについて
私は、平成20年4月に当支店に赴任し、早々に大分支店ビジョン「あい」を掲げました。これは社員全員がベクトルを合わせ目標達成に取組み、将来に夢を持てる明るく、楽しく、風通しのよい職場づくりを目指すためのものであります。それをリードする立場として、私自身に3つのミッション(3つの使命:(1)安全最優先で社員および関連会社社員とその家族を守る、(2)明るく楽しい、風通しのよい職場づくり、(3)強い九電工・強い営業所作り)を自分に課し、就任以来取り組んで参りました。これらのことは自分の信念として継続するとともに今後も様々な取組みを実践していこうと思っています。
では、ここで今年度の取組みの一端を述べたいと思います。
1.安全確保の徹底
先ずは、平成21年度が無災害であったことに全社員および関係者各位にお礼を申し上げたいと思います。「自分から絶対に事故をおこさない」という強い気持ちを皆さんがもっていただいたことによるものと深く感謝申し上げます。これまで、安全に対する取組みのひとつとして、機会ある毎に各現場をパトロールして参りましたが、昨年は社員のご家族を伴っての安全パトロールも実施しました。パトロール後の感想で、作業者は「家族が見守っていることで、家族のために頑張らねば」、また、家族からは、「仕事をしている姿が逞しい」「厳しい作業環境なので健康管理に気を付けなければ」等の話を伺うことができ、考えていた以上に効果があったのではないかと思っております。この他、事務職の安全パトロールも実施し、工事に直接関係がない社員にも現場の厳しさを理解してもらい、現場、非現場が一体となって安全に取り組む必要性を実感してもらいました。現在、平成19年4月から3年間無災害を継続中でありますが、これからも取組みを強化、充実させ、将来にわたって無災害を継続していきます。
2.自ら考え、自ら率先して行動する体質づくり
厳しい経済状況が依然として続いており、我々を取り巻く環境には様々な課題が山積しております。私は、社員それぞれが自分の置かれる現状を分析し、課題を認識し、課題に対しての具体的対策を自分達で考え取り組んで貰いたいと思っております。
こういう厳しい時代だからこそ会社存続の為には、夢を持って希望あふれる気持ちで臨み、何事も「前向きに志と信念」を持ってやりたいものです。やると決めたら志を立て、やり抜く信念を貫いて頂きたいものです。この激変する環境に対応する為に、変わらなければならない事はみんな分かっていると思いますが、どういう風にかえれば良いかを、自ら考え行動に移すべきであります。
業務や社内懇親会、家族懇親会、地域活動、ボランティア活動など、全てにおいて、みんなで知恵を絞り、一致団結で物事を進める事とします。この考えを定着させるために、「自ら考え自らが率先して行動する」をテーマにオフサイトミーティングを実施します。対象は全社員であり、やり方は一つの枠にとらわれないようにして、みんなで考えて貰おうと思っています。
3.将来ビジョン「ありたい姿づくり」
目の前にある課題を克服することも必要ですが、将来、大分支店がどのようにあるべきかを改めて考え直すことも必要だと思います。その具現化のために、先ず過去を振り返って当支店の「強み」「弱み」を洗い出すこと、将来予測をたて、どのような方向性をもって事業展開するか等を考えなければなりません。私は社員に対し自分自身の「夢」「ビジョン」をもつよう奨励しておりますが、会社のビジョンについても一緒に考えてもらいたいと思います。対話活動を通じて社員の思いを聴取して、「ありたい姿」を全員で描いていきたいと思います。
III.最後に >>
III.最後に
当社は、昨年創立65周年を迎えましたが、このように永い間企業活動が継続できたことは、ひとえに地域の皆様のおかげであると感謝いたしております。この皆様のご厚情に対し何かご恩返しができればとの思いから当社は以前から地域貢献活動に取り組んでまいりました。今後も「地域から愛され、信頼される企業」を目指し、企業市民として地域共生に積極的に取り組み、皆様に信頼いただけるよう努力を重ねて参りたいと存じますので、引き続きお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
株式会社九電工 大分支店
執行役員支店長 山下幸春